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概 要

本製品はADSP32X/ADSP674シリーズ32ビット浮動小数点DSPボードに対応したMATLAB対応ライブラリです。 MATLAB/Simulinkは、制御系設計の分野において広く利用されている開発環境で、各種制御設計ツール・同定ツール・Real−TimeWorkshop(Cコードジェネレータ)等を使用し、制御系の設計、シミュレーションから、実機を用いたリアルタイム制御までシームレスに行える統合環境です。 本製品はMATLAB上で、弊社DSPを使用したリアルタイムシミュレーション・リアルタイム制御などの開発を可能にし、開発から実機を用いた検証までを短時間で容易に行うことができます。

特 徴

MATLAB for Windows Ver5.1/5.2.1/5.3/5.3.1/6.0/6.1/6.5/6.5.1/7.1/7.4に対応しています。弊社のすべてのI/Oボードについて、Simulinkのブロック線図で使用可能な入出力デバイスドライバブロックが用意されています。
Real−Time Workshopが作成したソースコードから、実行可能なDSPプログラムを自動生成するので、DSPの知識は不要です。 リアルタイムモニタが添付されており、作成したプログラムのDSPへのロード・実行・監視が行えます。 弊社製32ビット浮動小数点DSPの全機種に対応しています。

デバイスドライバ
  • 12ビットA/D・D/A ベクトル/スカラ入出力
  • 16ビットA/D・D/A ベクトル/スカラ入出力
  • PIO ビット入出力/ポート入出力
  • パルスカウンタ、プリセット etc.
  • PMW キャプチャ

リアルタイムシステム開発サイクル
Modeling 制御対象をモデル化します。 非線型を含んだモデル化が可能です。
Analysis 制御対象をモデルに基づき解析します。
Design 制御則を設計します。
Simulation 希望する制御ができるかどうかをシミュレーションで確認します。
Code Generate 設計したモデルまたは制御則をC言語にコード化します。
Real−time Testing 実時間制御での評価をします。
⇒時系列の設計は、モデルの検討から実時間制御のテストまでの一連の作業を行い、最終的には目的とする制御仕様を満足しない場合、モデルの再検討から一連の作業を再度反復して行います。効率よく開発するには、各作業がスムーズに切れ目なく行えることが必要です。本ライブラリを用いることにより、AnalysisではDSPボードに接続されたA/Dなどから、実際のデータを取り込んでの解析が行えます。Simulationでは、DSPボードを用いて高速なシミュレーションができます。 設計が完了した制御則は、Real−TimeWorkshopでC言語のコードに変換後、自動的に実行プログラムが作成されます。これをリアルタイムモニタでDSPにダウンロードし、実時間での制御を行います。
リアルタイムモニタの特徴
  • RTプログラムのロード
  • 実行から結果の保存までトータルして行えます。
  • 入出力や接続線の値が、リアルタイムに監視できます。
  • ラインモニターには数値読み取り機能がついており、信号を定量的に把握できます。
  • 積分アルゴリズムがモニタ上で、ランタイムに変更できます。
  • Gainブロック・Constantブロックの定数が、ランタイムに変更できます。
  • State−Spaceブロックの係数を、ファイルから読み込めます。
  • モデルの入出力(X,Y)などの、実行結果が保存できます。
  • ステップサイズなどのパラメータを、ランタイムに変更できます。
  • DSPのハードウェア設定・確認が、容易に行えます。
  • DSPの実行時間が測定でき、時間余裕の確保・確認に役立てられます。
  • 自動テスト機能を利用して、Excelより実行時にデータをダイナミックリンクできます。
機器構成例
DSPボード ADSP324-00A・ADSP674-00/00H
(必要に応じて1枚以上)
12ビットA/D・D/Aボード ADSP324-03(必要に応じて)
その他I/Oボード ADSP324-XX(必要に応じて)
拡張バスケーブル ADSP324-15
MATLAB (MathWorks,Inc製)
Simulink (MathWorks,Inc製)
Real−Time Workshop (MathWorks,Inc製)
各種Toolbox (MathWorks,Inc製)
※その他
ボード枚数が多くホストのI/Oスロットに収納できない場合、および、ホストの電源ではDSPボード関係の電源容量をまかなえない場合I/O拡張ラックとインターフェイスボード(各社)が必要となります。
対応機種

PC−AT(DOS/V)、または、その100%互換機

動作環境
品 名 MATLAB対応ライブラリ「マルチ」
型 式 ADSP674-341
ADSP674-341C
ADSP674-341D
ADSP324-41B
ADSP324-41C
ADSP324-41D
動作環境 O S Windows98/NT/2000/XP(Dタイプは2000/XPのみ)
メモリ 32MByte以上、Dタイプは512MByte以上(推奨)
必要ディスク容量 1MByte以上、C・Dタイプは20MByte以上
供給メディア CD-ROM
対応DSP ADSP674-00・00H ADSP324-00A
対応MATLAB Ver 7.4、7.1、6.5.1、6.5、6.1、6.0、5.3.1、5.3、5.2.1、5.1.1
※Simulink・RTWを含む
価格(税抜) ¥450,000.
製品型式末尾が「B」または、ADSP674-341はMATLAB Ver5.x対応です。「C」は、MATLAB Ver6.x対応、「D」はMATLAB Ver7.x対応です。
MATLAB、Simulink、Real−Time Workshopは、米国The MathWorks,Inc.の登録商標です。 
MATLAB対応ライブラリADSP324−41B 4.01.1版をWindowsNT上でお使いになる場合は、以下の順番でインストールしてください。
1.MATLAB対応ライブラリのインストールをします。
2.以下の2個のファイルを削除します。
    C:¥WinNT¥System32¥A32x32.Dll
    C:¥WinNT¥System32¥A32x32.vxd
3.ADSP324−00Aボードコントロールライブラリ2.04.x版のインストールをします。
製品は改良のため、予告なく変更される場合があります。 ご了承ください。